春の高校バレー2016広島大会(2015/11/21)観戦コラム

全日本高校選手権広島県大会決勝戦
2015/11/21、11:30~
場所 広島グリーンアリーナ小体育館
相手 神辺旭高校
結果 3-0(25-21、25-19、25-21)

スターティングメンバー
No.1WS樋内(3年)、No.2MB富(3年)、No.3WS阪根(3年)、No.4MB児玉(1年)、No.5WS真柄(1年)、No.6S平川(3年)、No.7L河野(2年)

いよいよ決勝戦である。3年生にとっては最後の全国大会への道、チームとしては完成形で充実した戦いを期待したい。両チームとも声援が大きい、野球部も応援に来ているのか?最近の応援はすごいなという感じだった。
ホイッスル、崇徳のサーブからだ。いきなりクイックがきたが、手にうまくあたらずアウト、その後はお互い硬さが見られシーソーゲームが続く、前半はNo.5真柄のスパイク、サービスAで17-14とリードしたところで相手のタイムアウト。後半はNo.3阪根のブロック、スパイク、サービスAで22-19となり相手2回目のタイムアウト。その後お互い拾い合いが続きNo.1樋内のブロックで24-20セットポイント、No.4児玉からNo.9花浦(1年)に交代、相手に取られたが相手のサービミスで1セット取る。神辺旭はセンターからレフトへのクイック、時間差、レフト攻撃が多いチームだ。ただこのセットはお互い内容があまりなく、迫力も感じるところはなかったかと思う。
第2セット、メンバー変更なし。No.3阪根のライト攻撃が決まりスタートする。No.5真柄のレフトスパイク、No.2富の時間差を止めるブロックにより5-2とリードしNo.5真柄のジャンプサービスAで8-5となり相手タイムアウト。その後も勢いが続きNo.2富のAクイック、サービスA、No.3阪根、No.4児玉のブロックで16-8のダブルスコア。サーブが効果的でブロックも決まり波に乗った感じに見えたが長続きせず。相手も懸命のレシーブで食らいつき16-12まで追い上げる。俄然、神辺旭の動きがよくなってきたところで、崇徳タイムアウト。その後は一進一退、No.5真柄のサービスAで20-16となり神辺旭2回目のタイムアウト。No.3阪根の速い平行、No.2富から交代したNo.10玉宅(2年)のサーブで崩したあとのNo.3阪根のブロック、平行スパイクにより25-19で2セット目も連取。このセットは時折いい攻撃を見ることができた。
いよいよ3セット目、メンバー変わらず。まずはNo.1樋内のブロックでスタートした。その後も拾ってNo.3阪根のバックアタック、No.4児玉のサービスAが決まり7-2となり相手が1回目のタイムアウト。点数はNo.2富の一人時間差、No.1樋内のサービスAで11-3になり一気に勝負をつけたように思ったが、相手はここからレシーブで粘り出しリズムを取り戻すと15-12まで追い上げてきた。ついには18-17となり崇徳タイムアウト。ここから踏ん張りがきき、No.3阪根のレフト平行スパイク、相手エースのスパイクを止め21-18で相手2回目タイムアウト。やはりここまでくると勢いの差は歴然、No.1樋内の時間差、No.5真柄のレフトスパイク、最後はNo.1樋内のサービスAで25-21ゲームセット。全国大会出場が決定した。
選手、監督、保護者及び関係者のみなさまお疲れ様でした。

≪戦い終わって≫
全国大会では今日のように終始リードして戦うことはできないと思います。1プレイ1プレイにもっと集中するとともに、全員でぶつかる勢いのある攻撃を期待します。春高バレー頑張ってください!!

記事: S53卒 篠崎克則